「そなエリア東京」の「東京直下72h TOUR」に行ってきました

そなエリア東京

国や都道府県では、さまざまな災害疑似体験の施設を提供しています。

今日は国が運営する「そなエリア東京」に行ってきました。

無料でヴァーチャルな災害体験ができるこの施設は家族で訪れるのに最適。楽しみながら防災への心構えをすることができそうです。

「そなエリア東京」はりんかい線の国際会議場前駅、ゆりかもめの有明駅からすぐという便利なところにあります。国の災害応急対策の拠点として整備された広大な東京臨海広域防災公園の中です。

ここは、本当に首都圏に大規模な災害が起こった時の緊急災害現地対策本部になる建物で、このオペレーション・ルームはガラス越しに見学することもできるのです。

そなエリア東京のオペレーション・ルーム

この「そなエリア東京」で体験できるプログラムに「東京直下72h TOUR」があります。 http://www.tokyorinkai-koen.jp/sonaarea/1f.php

そなエリア東京フロアマップ

私たち「risk.tokyo(リスク東京)」では以前に本所防災館を訪れました。

https://goo.gl/XMZYZP

ここは東京都消防庁が運営する施設で、実際の地震のデータを使ったシミュレーターで実際の揺れを体験したり、暴風雨を体験したりするものでした。 https://youtu.be/CjO_nbM1MnI

一方この「そなエリア東京」はこれをARで体験するものです。

国や自治体などの支援体制が十分に整うまでは、自力で生き残らなければなりません。その目安は3日間、72時間と言われています。「東京直下72h TOUR」は、マグニチュード7.3、最大深度7の首都直下地震の発生から避難までを体験し、タブレット端末を使ったクイズに答えながら生き抜く知恵を学ぶ防災体験学習ツアーです。

音響・証明・映像により余震が繰り返されるジオラマの中を、タブレット端末を使ったクイズで注意事項を確認しながら避難場所へ移動するのです。

そなエリア東京体験ゾーン

中のジオラマはこんな感じのリアルなもの。

そなエリア東京ジオラマ内部

全部通り抜けるとクイズの回答に採点が下ります。

60点、なんとか72時間の間、生き残りはしたけれど、負傷してしまったようです。

そなエリア東京タブレットで採点

(この写真は英語版の結果です。もちろん、日本語版もありますし、小学生版もあります)

ここそなエリア東京には「東京直下72h TOUR」の他にも災害が起こった時の知恵や防災グッズの展示もあるし、家族で遊べる防災カードゲームなども置いてあります。

そなエリア東京防災リュックを持ってみた

この写真は防災リュックに入れるべきだと言われているものを全て入れて実際に持ってみたところ。重さは10Kgなのですが、とても持ち上げられないくらい重かったです。実際には、こんなに重いものを持って避難するのは不可能ですね。

 

このウェブサイトで繰り返しお伝えしているように、災害はいつ起こるかわかりません。災害は年齢に関係なく襲ってきますから、子どもたちもしっかりとした防災意識を身に付けていたほうが良いです。

この「そなエリア東京」は毎週月曜日が休館日で、朝9:30から夕方の17:00まで(入場は16:30まで)営業しています。家族みんなで訪れてみてはいかがですか?

敷地内にはバーベキュー場もありますよ。(要予約)

そなエリア東京バーベキュー場

http://www.tokyorinkai-koen.jp/map/bbq.php

 

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