
寝ている時間を含め、長い時間を過ごす自宅。この自宅を防災仕様にする方法をご紹介します。
◆自宅にいる時間が圧倒的に長い
一生懸命に働いて職場で過ごす時間が長い人ほど「地震に合うとしたら会社だな」などといいます。
確かに東日本大震災の東北地方太平洋沖地震が発生したのは午後2時46分でしたから、職場にいた人が多く、その時の記憶がまだ残っているかもしれません。
でも地震が起こるのは昼間とは限りません。阪神淡路大震災の兵庫県南部地震が起こったのは午前5時46分でした。大半の人が自宅にいて睡眠中でした。
Aさんの1週間を見てみましょう。
毎朝9時には出社して、ほとんど毎日夜の8時まで働いています。金曜日の夜は仕事が終わった後、会社のそばでちょこっとだけ1杯飲んだりもしています。
このAさんの1週間の居場所を円グラフにしてみると
Aさんは長時間労働をしているようですが、1週間の半分以上の時間を自宅で過ごしているのです。
自宅の防災対策が重要なわけですね。
自宅の防災仕様化には以下のような内容があります。