2018/01/23 災害はいつやってくるかわからない

2018年1月23日、群馬県の本白根山が噴火し、防災のための訓練を行っていた自衛隊員1名が亡くなりました。
ご冥福をお祈りします。

草津白根山噴火・雪崩 1人死亡11人けが【NHK】

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180123/k10011298831000.html

今回噴火した鏡池付近からおよそ2キロ離れた「湯釜」と呼ばれる別の火口は噴火することが想定されていましたが、鏡池については、地質調査などで過去3,000年噴火していないことから、噴火など全く想定されていませんでした。

草津白根山「鏡池」 過去3000年噴火せず想定外【NHK】https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180123/k10011299691000.html

会見した草津町長も「噴火は0.1%も想定していなかった」と語っています。
町長「噴火0・1%も想定せず」町民避難は否定【YOMIURI ONLONE】
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180124-OYT1T50019.html

「想定していなかったのに噴火した」というので記憶に新しいのは2014年9月27日の長野県の御嶽山の噴火です。このときは秋の行楽シーズンの日曜日ということで多くの登山客が集まっていたため、58名の方々が亡くなってしまいました。

今回の白根山の噴火も、もし1月の週末だったら、スキー場には多くのスキーヤーやスノーボーダーが集まっていたでしょうから、平日だったのは不幸中の幸いでした。

亡くなったのは陸上自衛隊員の方で、このときはスキー訓練を実施していたのだそうです。

今回の出来事で「災害はいつ自分の身に降りかかるかわからない」というのを改めて意識してしまいました。
この本白根山が噴火することなど、地元のみなさんも全く想定していなかったのです。他所から行ったスキー客など、意識している訳ありません。

想定していないことからは身は守れないけれど、「災害はいつ自分の身に降りかかるかわからない」という意識だけは持っていた方がいいですね。

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