増える訪日観光客 防災対策も外国人観光客をはじめから想定したのものに

2018年1月23日、群馬県にある草津白根山が噴火しました。
この時、山頂に取り残されたスキー客の4分の1が外国人だったことがわかりました。

【草津白根山噴火】増える外国人どう守る 急速に国際観光地化、備え手薄のまま 30日で発生1週間 (産経新聞)
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0129/san_180129_2686468455.html

このことからも、増え続ける外国人観光客に対する災害対応への課題も浮き彫りになった形です。

2017年の訪日観光客数の推計値が官公庁によって発表されています。これによると訪日観光客数は前年比19.3%増の2,869万1千人で、日本政府観光局が統計を取り始めた1964 年以降、最多となっています。 https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/180116_monthly.pdf

今回の被災地、草津温泉は観光専門紙が主催する「にっぽんの温泉100選」で15年連続で日本一に輝いています。
草津町の外国人入り込み客数も2016年に4万人の大台を突破し、過去10年で約4倍に増えました。

災害がいつどこで起こっても不思議ではない日本。防災対策も、訪日観光客が多数いることを前提に立てなければいけない時代になりましたね。

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