いざという時、役所に頼ってはダメだと思いましょう

大分県の災害図上訓練

熊本・大分地震は、2016年4月14日21時26分以降に熊本県と大分県で相次いで発生している地震です。この地震からまもなく1周年を迎えます。

気象庁震度階級では最も大きい震度7を観測する地震が4月14日夜および4月16日未明に発生したほか、最大震度が6強の地震が2回、6弱の地震が3回発生しています。日本国内の震度7の観測事例としては、4例目および5例目でした。また、一連の地震回数(マグニチュード3.5以上)は内陸型地震では1995年以降最多となっている大きな地震でした。

2017年4月9日の大分合同新聞の朝刊には、大分県が熊本・大分地震1周年を迎えた当時の反省として

「昨年4月の熊本・大分地震は人事異動直後だったために態勢づくりが間に合わず、情報収集に手間取った」

「熊本・大分地震は研修を積んでいないタイミングで発生。県の各振興局などから市町村に派遣した情報連絡員が自分の役割を十分に理解しておらず、被害状況の把握などを効率的にできなかった」

などと言い訳しているのを掲載しています。

なんということでしょう?

民間企業では「人事異動直後だった」とか「研修を積んでいなかった」などという言い訳は通用しませんよね。

官公庁というのは、こういう体質のところなのだと考え、いざという時には役にはあてにしないくらいの気持ちじゃないとダメなのかもしれません。

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/04/09/JD0055642251

地震をはじめとする災害の際には、とにかく自分で自分の身は守るのだという自覚が必要なようです。

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