乳児用の液体ミルクが実用化できると、災害時に役立ちます

自民党の野田聖子議員らでつくる勉強会が、国内で普及するまでは緊急的に海外製の液体ミルクを輸入して防災拠点に備蓄するよう提言しました。
液体ミルクはお湯がいらず、吸い口を付けてすぐに飲めるものです。熊本地震の際に海外から支援物資として届けられて注目されました。
水や電気やガスが止まってしまう被災時には有効なものですね。
日本には乳児用の粉ミルクの安全基準はあるのですが液体ミルクにはないので「乳児用」として販売できないのです。
厚生労働省は現在、企業側に安全性に関する試験データの提出を求めており、安全性を確認して基準ができるまでは時間がかかるのだというのです。
液体ミルクの有効性は熊本地震の際に確認されているのですから、いち早く日本でも実用化してほしいですね。
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20170711003737.html