1. 災害疑似体験を3日間やってみた

risk.tokyo(リスク東京)編集部では、2017年8月30日からの「防災週間」を前に、8月4日(金)から6日(日)までの3日間、災害の疑似体験の合宿をやってみました。
電気もガスも水道もこない状況のなかで3日間過ごしてみたのです。
一般的には「災害対策の備蓄は3日分用意」と言われています。しかし、「3日間」というのは、東京の自宅での避難としては短い方です。最近起こった熊本の地震や東日本大震災の際には3日間でほとんどの被災エリアで他地域からの救いの手が差し伸べられましたが、こと東京に関しては人口が多すぎ、とても3日間では救済の手は回ってこないと覚悟しておいたほうが良いでしょう。同様の例は、都市部の災害であった阪神・淡路大震災の際の神戸市でありました。とはいえまずは3日。この期間、電気もガスも水もない生活を送るためにはどんなことが必要だったのでしょうか?